ブルーライトレスのLED光源に、ブルーライトカット保護ガラスでさらにカットしたらどうなるの?
と、興味本位に実験
実験の方法としては、光学測定器を人間の目と見立てて、その前にブルーライトカットガラスを置いたときと、置いてないときのスペクトルデータの違いを見るという単純なもの

青色の光成分がぐっと下がっているのを期待します!!
まずは普通のLEDにの光をブルーライトカットしてみます。
普通のLEDの光は青色の成分が立っているので、これが下がるかな??

って、なんと、殆どスペクトルの形が被ってしまいました!
明るさは350lx -> 309lxに下がっているので、12%下がっていますが、、、
ブルーライトカットって、全体暗くしているだけ???
細かく見ると、ほんの少しブルーの成分の比率は、小さくなってますけどね。
ちなみに、ブルーライトレスLEDにブルーライトカットガラスを嵌めるとこうなります。

予想通りと言いますか、あんまり変わらないです。
こちらも全体の明るさが10%ほど落ちて、ほんの少しブルーの成分の比率が小さくなっているだけ。
じゃあ、ブルーライトカット眼鏡だと、どうなんだろう??
やっぱりスマホの保護硝子くらいじゃダメなんですかね?と思い、ブルーライトカットが入った眼鏡で確認

こんな感じです。
結論
ブルーライトカットガラスは全体を暗くして、ブルーをカットしている。別にブルーライトのピークを減らしている訳では無い。
ブルーライトLEDは本当にブルーライトのピークを減らしており、一般的なLEDと比べてブルーライトの比率を効果的に下げている。
ということで、独断と偏見での結論とすれば、
今回の対決は、ブルーライトレスLEDの勝利ではないでしょうか?
応援、ありがとうございました。
皆さまのご意見、お待ちしております!
詳しいデータ、まとめておきます。ご参考に
通常LEDの光 | 通常LED +ブルーライトカット(スマホ用) | 通常LED +ブルーライトカット(眼鏡) | ブルーライトカットLEDの光 | ブルーライトカット LEDの光+ ブルーライトカット(スマホ用) |
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照度(lx) | 350 | 309 (88.2%) | 293 (83.7%) | 350 | 314 (89.7%) |
色温度 | 5059K | 5003K | 4980K | 5164K | 4844K |
色度‐x | 0.3439 | 0.3448 | 0.3452 | 0.3403 | 0.3420 |
色度-y | 0.3469 | 0.3486 | 0.3474 | 0.3491 | 0.3506 |
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